この投稿ではメールソフトで作成し、送信ボタンをクリックした後の動きについて説明します。
記事:メールサービスでメールの送受信について軽く触れました。
今回は詳しく説明します。
まずメールソフトでメールを作成し送信ボタンをクリックすると、メールソフトの送信済みトレイにメールが格納されます。※メールソフトによって名称は異なります。同じ名前のものもあります。
送信するメールはメールソフトで指定した送信サーバーに対してメールを送ろうとします。
このとき送信サーバー名だけではどこにメールを配送していいかわかりません。
配送先を特定するには「DNSの名前解決」をすることで送信サーバー名のIPアドレスを知ることができます。
名前解決によって把握したIPアドレスをもとに、送信サーバーに対してメール作成時に指定した宛先にメールを送信するよう依頼する。
送信サーバーは送信者から得た認証用のユーザー名とパスワードをチェックし、メールを配送してもよい存在だと把握する。
そして、宛先にメールを配送するために、宛先ドメインのMX情報を把握します。
宛先ドメインのMXレコードを名前解決し宛先サーバーのIPアドレスを把握します。
把握したIPアドレスに対してメールを配送します。
ここまでで「DNS」や「名前解決」、「MXレコード」など不明情報が出てきたと思いますが
それは別の記事で説明説明します。
この記事では文章とイメージ図でなんとなくこんな動きでメールが送信されていることをわかっていただければ幸いです。
注意ポイント