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電話対応③ ~〇〇のかたち~

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本当は適切な言葉があるのに

自分の語彙が少なく「かたち」という言葉に逃げてしまうことがある。

 

「本件〇〇のかたちでよろしいでしょうか?」

案件の進め方について認識合わせをしたいのであれば「進め方でよろしいでしょうか?」とすればいい。

 

「〇〇のかたちになっております。」

状況説明の際にありがち、お客様のメールソフトではPOP受信はできないかたちとなっております。ではなく、「お客様のメールソフトではPOP受信することはできません。」と言い切ってしまえばいい。

こうした、説明を曖昧にする「かたち」

漢字変換すると「形」それは形状を指し、受けて次第では相手が何を言っているのか理解できない状況にもなってしまう。

また、「かたち」という言葉が自身のパワーワード化し、一つの文章に「かたち」を乱発して、もう本当に何を言っているのか身内ですらわからなくなる。

「かたち」に逃げがちな人は自分の説明に自信を持てない人だと思う。

「かたち」よりも明確な言葉があるのにそれに気づけないのは

曖昧な言葉でも守備範囲の広そうな言葉を使っておけば最悪なミスはしないだろう。

確かに最悪なミスを避けることは良いことだが「かたち」を多用することは間違っている。

すぐ違和感に気付く人もいるだろう。

徐々に気付く人もいるだろう。

そして「なんかこの人の使ってる言葉変だな」と感じる人が増えていく。

これこそが最悪なミス!

上記で挙げた「かたち」という言葉はそういう存在なのです。

このシチュエーションにはこういう言葉が適切か?と自身の語彙を深めていき

明確な内容を相手に伝える努力する。

誰かに指摘されないと気づけないかもしれないが、ビジネスマナーに関しては常に意識するようにしていれば自分でも気付けるようになります。

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